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公開講座開催報告:「認知症になっても大丈夫」を開催しました

松本看護大学では、8月26日(土)に『認知症になっても大丈夫』と題して、第1回の公開講座を開催いたしました。当日はお天気に恵まれ、松本市周辺地域を中心に30名程のご参加をいただきました。

公開講座では、松本看護大学 小林たつ子学部長より「地域で安心して生活するということ、認知症は予防できるか」と題した講演と、松本看護大学 上條節子学長より「認知症とは」と題した講演が行われ、認知症の症状、治療、地域での暮らしにどのような支援があるかなどのお話しがありました。カクシャク老人と認知症老人の例えの話では、もの忘れに対し身に覚えがある方から「クスクス」と笑いが起こりました。

講演後には上條記念病院からお越しいただいた理学療法士の土田様、池上様による「脳トレ体操」を参加者全員で行いました。右手は上下に動かし、左手は三角形を描くという動きを同時に行う体操など、いざやってみるとなかなか難しいものがあり、盛り上がりました。

 

体操の後には、参加者の方の質問にお答えする質疑応答の時間がありました。

 

1階食堂フロアの健康測定コーナーでは、看護学生による血圧測定や、タニタのMC-780 A-Nを用いた身体組成の分析として、タンパク質量・脂肪量・肥満指数などの測定を行いました。参加の皆様も看護学生との交流を楽しまれている様子でした。測定結果が参加者の皆様の今後の健康状態を知る手立てとなればと思います。

 

学生が作成した記憶力のクイズや、間違い探しの絵などに挑戦していただくコーナーもありました。記憶力のクイズはその質問が合っているかどうかを問うもので、「サイコロの目を全て足すと21になる」「信号機の赤信号の位置は左である」といった、急に聞かれるとどうだっけ?と出てこないようなものがクイズになっていました。ちなみに「サイコロの目を全て足すと21になる」は〇、「信号機の赤信号の位置は左である」は×(赤信号は一番右)です。

 

ご参加の皆様には孫世代の学生と接し、笑顔があふれたひと時でした。

松本看護大学では、地域で安心して暮らすための工夫を地域の皆様と共に考えていたいと思っております。

暑い中ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。